訓練を実施するのに、サーバは必要ですか?

標的型メール訓練を実施するためには、専用のサーバ設備などが必要になる。とお思いになる方は少なくないのですが、訓練を実施するのに、サーバ設備は必要ありません。

何万人もの従業員全員に、1時間以内に訓練メールを送信したい。というような場合であればともかく、数百人程度の従業員にメールを送るだけなら、キットに付属のメール一括送信ツールが有れば十分です。

今はパソコンの性能も、ネットワークの帯域も太くなっていますので、10年くらい前のように、サーバに負荷がかかるから。といった心配は無用です。

従業員全員が、日常業務でやり取りしているメールの総数から比べれば、数百通程度のメールなど、わずかなものでしかなく、日常において特に問題が発生していないのであれば、 数百通程度メールが増えたところで、大して問題にはならないことは容易に想像がつくかと思います。

また、専用のWebサーバがないと処理がしきれないのでは?というのも誤解です。

Windows XPやWindows7など、クライアント用のWindows OSでWebサーバを運用する場合、同時接続の制限があるため、これがネックとなってWebサーバとして使うことができない。と考える方もいらっしゃるのですが、Windows7以降のOSでは、同時接続の制限を超えるリクエストはキューとして保存され、処理待ちとして待機列に入るので、リクエストが受け付けられないということはありません。

標的型メール訓練において、Webサーバへのアクセスが発生するケース、つまり、訓練メールに添付の模擬マルウェアファイルを開いてしまう、もしくは、訓練メール本文中のURLをクリックしてしまう方は、一部の従業員の方でしかないため、例えば、1000人の従業員が居ても、開封率が10%程度なら、100人分のアクセスしか発生しないということになります。

しかも、そのアクセスは、瞬間的に全員が同時にアクセスするということではないので、ほとんどの場合、同時接続の制限を越えないようなアクセスの分布で収まることなります。

これはつまり、標的型メール訓練で使用するWebサーバについては、クライアント用のWindows OSを使って運用しても全く問題が無いということであり、実際、2万人の従業員を対象とした訓練の実施においても問題が無いことは、実証によって確認をしています。

事業所の拠点が分散していて、各拠点から共通的にアクセスしてもらうことができるWebサーバを用意するには、インターネット上にWebサーバを立てないといけない。というようなケースであれば、別途Webサーバをご用意いただかないといけない。というようなことにはなりますが、そうでないのであれば、キットがあれば、専用のサーバ設備などはご用意いただかなくても、十分訓練を実施いただくことが可能です。

 

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